診療ガイドライン

診療ガイドライン - 第2章 検尿の原則



第2章 検尿の原則
 まとめ

 ・検尿は通常、試験紙法によって実施されるが、
  ベンス・ジョーンズ蛋白の検出には適さない点に留意する。

 ・検尿にはスポット尿(随時尿)の使用が一般的であるが、
  二次検査では運動の影響を除外した早朝第一尿を使用することが多い。

 ・学校検尿では早期第一尿を用いるのが原則である。

 ・検尿結果は採尿時のコンディション(運動、発熱、月経など)に
  影響されやすいので、異常所見をみたら
  これらに関する問診が重要である。

 ・糖尿病スクリーニング目的には食後2時間尿が適している。

 ・試験紙法での尿蛋白評価は希釈尿で
  ワンランク程度低く出ることに注意する。


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