I.会長講演 |
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腎と高血圧の研究~30年を振り返って~
東京大学大学院医学系研究科内科学 藤田敏郎
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Ⅱ.特別講演(6月5日11時予定) |
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iPS細胞の可能性と課題
京都大学再生医科学研究所 山中伸弥
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Ⅲ.招請講演 |
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1.Oregon Health and
Science University, USA David H. Ellison
"A WNK signaling
complex regulates sodium and potassium transport by the kidney"
2.Duke University
and Durham VA Medical Centers , USA Thomas M. Coffman
"The Kidney in Hypertension: Guyton Re-Visited"
3.Hospital Universitario de Maracaibo, Venezuela (ISN President)
Bernardo Rodriguez-Iturbe
"Renal infiltration of immunocompetent
cells: cause and effect of salt sensitive hypertension" |
Ⅳ.大島賞受賞講演 |
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1.東京大学医学部腎臓内分泌内科 長瀬美樹
「高血圧・メタボリックシンドロームにおける腎障害機序の解明」
2.京都大学大学院医学研究科内分泌代謝内科 森 潔
「腎臓における新規細胞間情報伝達分子の探索と臨床応用」
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Ⅴ.特別企画 |
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「腎臓学の専門性を広げる多彩なモデル~男女共同参画の視点から~」
司会:昭和大学横浜市北部病院 衣笠えり子
司会:聖マリアンナ医科大学 安田 隆
1.日本腎臓学会における男女共同参画委員会のこれまでの展開
北野病院腎臓内科 武曾恵理
2.透析医学会における男女共同参画委員会の立ち上げ
昭和大学横浜市北部病院 衣笠えり子
3.基礎研究最前線でのキャリアアップ支援
京都大学 柳田素子
4.腎臓内科診療最前線でのキャリアアップ支援
仙台社会保険病院 宮崎真理子
5.透析診療最前線でのキャリアアップ支援
順天堂大学 濱田千江子
6.大学病院におけるキャリアアップ支援システムの展開
名古屋大学 丸山彰一
7.これまで歩んだ道とこれから一先輩医師からのアドバイス
虎の門病院 原 茂子
「Clinical and Experimental Nephrology (CEN)-Impact
Factor 獲得後の活動に向けて-」
司会:編集委員長 木村玄次郎
1.あいさつ
日本腎臓学会理事長 槇野博史
2.これまでのCENの歩み
CEN 初代 編集委員長 今井 正
2代目編集委員長 清水不二雄
3.Web of Scienceに見るCENの魅力と今後への期待
Thomson Reuters社
4.Springer Journalsの国際展望とCEN Springer社 |
Ⅵ.公開シンポジウム |
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厚生労働省難治性疾患克服事業進行性腎障害調査研究 名古屋大学 松尾清一
1.研究事業の概要 名古屋大学 松尾清一
2.IgA腎症 順天堂大学 富野康日己
3.急速進行性糸球体腎炎(RPGN)分科会 筑波大学 山縣邦弘
4.難治性ネフローゼ症候群
大阪大学 今井圓裕
5.多発性嚢胞腎 帝京大学 堀江重郎
慢性腎臓病重症化予防のための戦略研究(FROM-J) 筑波大学 山縣邦弘
1.慢性腎臓病重症化予防のための戦略研究(FROM-J)の進捗状況
:
筑波大学 山縣邦弘
2.慢性腎臓病戦略研究に期待すること 日本栄養士会の立場から:
神奈川県立保健福祉大学 中村丁次
3.我が国の腎臓病対策における戦略研究(FROM-J)の位置づけ: 岡山大学 槇野博史
4.質疑応答
今後の特定健康診査・保健指導における慢性腎臓病(CKD)の位置付けに関する検討
福島県立医科大学 渡辺 毅
1.日本腎臓学会「検尿の効果検証委員会」
:
琉球大学 井関邦敏
2.厚労省科研費研究助成「特定健康診査・保健指導における調査・研究」について:
福島県立医科大学 渡辺 毅
3.質疑応答
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Ⅶ.シンポジウム |
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「尿細管輸送体調節と疾病」
司会:東京医科歯科大学 佐々木 成
司会:北里大学 河原克雅
1.腎mRNA発現データベースを活用した新規リボフラビントランスポータRFT1の同定:
京都大学 米澤 淳
2.電位依存性尿酸トランスポーターURATv1(SLC2A9)の分子同定:
杏林大学 安西尚彦
3.FGF23/Klothoとカルシウム・リンバランス調節機構:
徳島大学 瀬川博子
4.本能性高血圧症の候補遺伝子としてのNedd4Lに関する検討:
横浜市立大学 石上友章
5.NBC1の病態生理学的意義とヴァリアント特異的調節機構:
東京大学 関 常司
「ANCA関連血管炎の基礎と臨床の融合」
司会:東京医科大学 吉田雅治
司会:千葉大学 鈴木和男
コンセプト:「先端研究の成果をより良い臨床へ」
オーバービュー:オーバービューANCA関連血管炎-基礎と臨床の融合-
東京医科大学 吉田雅治
基礎から
1.ANCA関連血管炎とNeutrophil:
東京大学 平橋淳一
2.MPO-ANCAが直接誘導する糸球体血管炎内皮細胞障害の分子機構:
千葉大学 長尾朋和
臨床から
3.ANCA力価変動よりみたANCA関連血管炎の病態と治療 腎血管炎を中心に:
杏林大学 吉原 堅
4.腎外臓器(肺、皮膚)及びANCA性状の差よりみたMPO-ANCA関連血管炎の病態と治療:
東京医科大学 中林 巌
追加発言
1.ANCA関連血管炎 疫学調査の国際比較と新たに分類に関する国際動向:
宮崎大学 藤元昭一
2.Wegener肉芽腫症の位置づけと病型分類・ANCAの臨床的意義:
聖マリアンナ医科大学 山田秀裕
総合討論
司会:千葉大学 鈴木和男
①ANCAがどのように血管炎の発症、病態に関与しているか?
②ステロイドや免疫抑制療法等の使用量、投与方法、期間の理論的根拠は?
③ANCA関連血管炎の予後改善をめざして
Closing remark:千葉大学 鈴木和男
「iPS細胞と3次元臓器再生への展望」
司会:熊本大学 西中村隆一
司会:東京大学 菱川慶一
1.間葉から見た腎臓発生と再生:熊本大学 西中村隆一
2.尿管芽からみた腎臓発生と再生:杏林大学 桜井裕之
3.「幹細胞バンク」と「幹細胞に係る技術支援」の現状:理化学研究所 中村幸夫
4.腎臓再生をめざしたiPSの3次元培養:東京大学 菱川慶一
5.次世代再生医療としての臓器置換再生医療を目指して
-歯をモデルとした器官原基からの再生-:東京理科大学 辻 孝
「ネフローゼ症候群研究の新たな展望」
司会:福岡大学 斉藤喬雄
司会:金沢医科大学 横山 仁
Opening:斉藤喬雄
1.ネフローゼ症候群疾患遺伝子研究の最近の知見・ポドサイト遺伝子変異の重要性:
関西医科大学男山病院 塚口裕康
2.腎移植後FSGS再発に蛋白尿惹おける起液性因子研究の動向:
東京女子医科大学 服部元史
3.小児ネフローゼ症候群における治療開発研究の進歩(リツキシマブ医師主導治験も含めて):神戸大学 飯島一誠
4.日本ネフローゼ症候群コホート研究
:大阪大学 今井圓裕
5.総合討論とまとめ
「レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の新展開」
司会:香川大学 西山 成
司会:川崎医科大学 柏原直樹
1.Plenary Lecture〝Renal infiltration of immunocompetent
cells: cause and effect of salt sensitive hypertension〝:
Instituto
Venezolano Investigacones Cientificas(IVIC)-Zulia
2.CKDの病態形成における局所RA系の活性化の重要性と尿中マーカー:
香川大学 西山 成
3.CKD基盤病態としての内皮機能障害とRAS活性化:アルブミン尿出現の分子メカニズム:
川崎医科大学 佐藤 稔
4.慢性腎臓病の病態形成におけるミネラロコルチコイド受容体活性化とその新たな制御機構:東京大学 長瀬美樹
5.メタボリックシンドローム・CKDの未病/退行医療とレニンアンジオテンシン系:
慶應義塾大学 伊藤 裕
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VIII.透析医学会との共催シンポジウム |
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「わが国におけるCKD対策の進展:日本腎臓学会の挑戦」
司会:名古屋大学 松尾清一
司会:大阪大学 今井圓裕
1.日本腎臓学会のCKD対策
:福島県立医科大学 渡辺 毅
2.CKD診療ガイドラインの概要:東京医科歯科大学 佐々木成
3.日本人における蛋白尿の頻度とリスク:山形大学 今田恒夫
4.日本人の正常腎機能・腎移植ドナーのGFR測定結果を中心として:大阪大学 堀尾 勝
5.日本人のCKDコホート研究(CKD-JAC):浜松医科大学 菱田 明
6.腎臓病総合レジストリーシステムについて:金沢医科大学 横山 仁
「末期腎不全患者の予後改善を意識したCKDステージ4・5の管理」
司会:東京女子医科大学 佐中 孜
司会:浜松医科大学 菱田 明
1.CKDの進行抑制にできること治療総論
CKDステージ4・5における治療総論:福岡赤十字病院 平方秀樹
2.透析患者を減らすとともに、透析患者の長期予後を良くする観点でステージ4から5で何をなすべきか?
CVDを減らし長期予後を良くする観点で循環器内科の立場から:
札幌医科大学 島本和明
末期腎不全患者の予後改善を意識したCKDステージ4・5の管理:
東京女子医科大学 新田孝作
ステージ4から5で何をするべきか?貧血管理の観点(いつからどの程度?):
昭和大学 本田浩一
CKDコステージ4・5患者の栄養管理ーたんぱく制限を中心にー:
浜松医科大学 加藤明彦
骨代謝管理:東京慈恵会医科大学 山本裕康
「糖尿病性腎症の保存期・透析期治療 Up to Date」
司会:岡山大学 槇野博史
司会:大阪市立大学 西沢良記
1.CVD(心血管障害)の管理法(血圧管理を含めて)
(保存期) 心血管病予防を目的とした糖尿病性腎症(保存期)の包括的管理:
川崎医科大学 柏原直樹
(透析期) 透析患者における主要心イベント発症に対する糖尿病の影響:
東邦大学 長谷弘記
2.血糖の管理(薬剤選択など)の方法とそのマーカー
(保存期) 保存期糖尿病性腎不全患者における血糖の管理:
東京女子医科大学 馬場園哲也
(透析期) 糖尿病血液透析(HD)患者での血糖管理意義とそのマーカー:
大阪市立大学 稲葉雅章
3.貧血の治療目標とその実際
(保存期) 貧血の治療目標とその実際:東京大学 南学正臣
(透析期) 貧血の治療目標とその実際:大阪府立急性期・総合医療センター 椿原美治
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IX.病理企画 |
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1.「腎病理生涯教育コース(CME)」
司会:国立病院機構千葉東病院 城 謙輔
司会:愛知医科大学 今井裕一
1)司会の言葉:"MPGNの再検討"診断のいとぐち
愛知医科大学 今井裕一
国立病院機構千葉東病院 城 謙輔
2)3回腎生検により19年間経過観察し得た無症候群性の1次性小児MPGNの1例:
国立病院機構千葉東病院 松村千恵子
3)ステロイド療法にて寛解が得られた成人発症膜性増殖性糸球体腎炎type1とMPGN様病変を呈したProliferative
glomerulonephritis with monoclonal IgG deposits(PGNMID)の比較:
愛知医科大学 三浦直人
4)脾摘により病理像の改善を見たが7年後に悪性リンパ腫に進展したC型肝炎関連2型クリオグロブリン血症の一例:虎の門病院 乳原善文
2.「腎病理診断標準化委員会プログラム」
テーマ:腎臓病総合レジストリー構築と腎病理診断標準化への取り組み:2009
司会:金沢医科大学 横山 仁
司会:長崎大学 田口 尚
1)腎臓病総合レジストリー構築
A:腎臓病総合レジストリー構築とシステムを利用した臨床研究紹介:
金沢医科大学 横山 仁
B:腎臓病総合レジストリー(J-RBR/J-KDR)の年次報告:岡山大学 杉山 斉
2)腎病理診断標準化への取り組み:2009
A:腎生検レジストリー(J--RBR)病理診断分類の経緯:
国立病院機構千葉東病院 城 謙輔
B:腎病理標準化としての巣状糸球体硬化症(FSGS)の診断、コロンビア分類と、
その問題点:日本医科大学 清水 章
3.「腎生検病理診断コンサルテーション」
司会:福岡大学 久野 敏
司会:国立病院機構千葉東病院 北村博司
4.「腎生検病理診断コンサルテーションレビュー」
司会:獨協医科大学 上田善彦
司会:KKR札幌医療センター 深澤雄一郎
1)糸球体管内増殖性病変の背景病態と病理診断
筑波大学 長田道夫
2)尿細管間質病変の見方・考え方
東京慈恵会医科大学附属柏病院 山口 裕 |
X.一般演題 |
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一般演題は
口演あるいはポスター発表といたします。今回はEnglish
Sessionを別に設けませんので、英語演題については英語または日本語どちらでの発表でもかまいません。
1.発表方法
口演:発表8分、討論4分です。
ポスター:発表4分、討論2分です。
2.PC発表データ作成について(口演)
持ち込み可能なメディアはUSBメモリのみです。なお、Windows、Macintoshともにノートパソコンの持ち込みも可能です。動画を含む場合、Macintoshをご使用の場合はノートパソコンをお持ち込みください。
1)USBメモリでのデータ持ち込みの場合
・口演会場のPCの仕様は以下のとおりです。
OS: Windows VISTA
アプリケーション:Windows
版 PowerPoint2000/PowerPoint2002/
PowerPoint2003/PowerPoint2007
解像度: XGA(1024×768)
・事前にウイルスに感染していないことを確認のうえ、お持ち込みください。
・文字化けやレイアウトの崩れを防ぐためにOSに設定されている標準フォントをご使用ください。
・データの総量制限は特に設けません。決められた発表時間内に発表が終了するようにデータを作成してください。
・演台上のマウスと操作キーを操作してプレゼンテーションを行ってください。
・会場内のPCデータは、学会終了後、学会事務局で責任をもって完全消去いたします。
2)ノートパソコン(Windows 、Macintosh)持ち込みの場合
・ノートパソコンのOSは以下の物を推奨いたします。
Windows: Windows2000以降
Macintosh: OS MAC
OSX10.1.2以降
解像度: XGA(1024×768)
・外部出力が可能であることを必ず、事前にご確認ください。
・会場に用意するケーブルコネクタの形状はD-sub
15 ピン3列コネクター(通常のモニター端子)です。この形状に変換するコネクタを必要とする場合は、必ずご持参ください。また、ACアダプターは必ずご用意ください。
・バックアップ用データとして、USBフラッシュメモリまたはCD-Rメモリを必ずご持参ください。
3.ポスターパネルについて
・展示パネルの大きさは縦210cm×幅90cmです。
・演題番号(20cm×20cm)と画鋲は事務局で用意します。
・本文とは別に縦20cm×幅70cmに収まるように演題名・演者名・所属を記入したタイトルをご用意ください。
・本文は縦190cm×幅90cmに収まるようにしてください。
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XI.総会参加費 |
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1.参加費:15,000円 (下記の参加者を除く)
2.コメディカル:10,000円
3.
学生:無料(学生、大学院生、研究生、前期研修医)
4.一般:15,750円(消費税込)
※2、3に該当する方は、当日受付にて証明書を提示してください。
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XII.総会 |
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日時:平成21年6月3日(水)12:50~13:50
会場:パシフィコ横浜 メインホール
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XIII.評議員会 |
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日時:平成21年6月3日(水)11:50~12:50
会場:パシフィコ横浜 メインホール |
XIV.懇親会 |
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開催日:平成21年6月4日(木)
会場:横浜インターコンチネンタルホテル
参加費:3,000円
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XV.託児所 |
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会期中、パンパシフィック横浜ベイホテル東急内「キッズスクエア」をご利用頂くことが可能です。
(完全事前予約制・先着順・5,250円のみ学会事務局で負担)
ご利用を希望される方は5月29日(金)までにお申し込みください。
(株)アルファ・コーポレーション
TEL:0120-086-720(月~金9:30~17:30)
E-mail: yoyaku@alpha-co.com
託児室開設のお知らせ(PDF) |
XVI.日本腎臓学会腎臓専門医の単位取得 |
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本学術総会に参加しますと、日本腎臓学会腎臓専門医資格更新のための単位が取得できます。※腎臓専門医取得前の方は、単位登録の必要はありません。【学術総会出席10点、講演聴講5点、合計15点】
総合受付付近の日本腎臓学会事務局カウンターで受付します。 受付日時:6月3日(水)・4日(木)9:00~16:00、5日(金)9:00~14:00
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XVII.学術総会事務局 |
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第52回日本腎臓学会学術総会事務局 関 常司
〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科
E-mail:kidney2009-office@umin.ac.jp
TEL: 03-5800-9806 |
XVIII.宿泊案内 |
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宿泊のご案内(PDF) 宿泊申込書(doc)
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