学術総会・学術大会

過去の学術集会

第50回日本腎臓学会学術総会

会期 平成19年5月25日(金)・26日(土)・27日(日)
会場 アクトシティ浜松 (静岡県浜松市板屋町111-1)
オークラアクトシティーホテル浜松 (静岡県浜松市板屋町111-2
総会長 菱田 明 (浜松医科大学第一内科)
テーマ 「歴史を振り返り、未来を展望する」


主要プログラム:

I.特別講演:歴史と将来展望シリーズ
1. 蛋白尿発症機序の研究の流れと治療における未来展望
司会:帯津三敬病院 長瀬光昌
新潟青陵大学  清水不二雄

2. 日本腎臓学会の課題
司会:浜松医科大学第一内科 菱田 明
政策研究大学院大学 黒川 清

3. 急性腎不全研究の歴史と将来
司会:浅ノ川総合病院 石川 勲
浜松医科大学第一内科 菱田 明

4. 尿細管疾患の生理学・分子生物学的研究の流れと未来展望
司会:自治医科大学 今井 正
東京医科歯科大学腎臓内科学  佐々木 成

5. 慢性腎臓病の非免疫学的進行機序に関する研究の流れと未来展望
司会:東京大学大学院医学系研究科腎臓・内分泌内科学 藤田敏郎
東海大学小児科学 市川家國

II.特別企画
1. 男女共同参画委員会:設立シンポジウム
「男女で育む腎臓学会の未来像-女性腎臓専門医へのキャリア支援」
司会:田附興風会医学研究所北野病院腎臓内科  武曾恵理
司会:帝京大学医学部内科  内田俊也
1)司会の言葉
田附興風会医学研究所北野病院腎臓内科  武曾恵理

 2)日本腎臓学会、日本医学会の現状
東京女子医科大学第四内科 内田啓子

3)腎臓専門医キャリア途上の不安と期待
京都大学大学院医学研究科腎臓内科学  辻井知美

4)腎臓病研究の仕事・生活両立支援体制
新潟大学 第二内科 伊藤由美

5)育児と臨床キャリア形成の両立
静岡県立総合病院腎臓内科 森 典子

6)
現場復帰研修プログラムの作成プラン
聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科 安田 隆

7)専門医、指導医システムの学会の現状
東邦大学医療センター大森病院腎センター 水入苑生

8)地域女性腎臓専門医ネットワークの力
国立病院機構福岡東医療センター腎臓内科 片渕律子

2. 慢性腎臓病対策を進めるために-地域での取り組みから学ぶこと-
司会:福島県立医科大学第3内科 渡辺 毅
司会:筑波大学臨床医学系腎臓内科 山縣邦弘
1)司会の言葉

   福島県立医科大学第3内科 渡辺 毅

  2)健診結果から展望する地域医療における慢性腎疾患の取り組み
筑波大学大学院人間総合科学研究科臨床医学系腎臓内科 富田知栄

3)長寿県から腎不全多発地域へ:沖縄県の現状と対策
琉球大学医学部附属病院血液浄化療法部 井関邦敏

4)大阪府立学校の検尿システムへの介入
大阪府立急性期・総合医療センター 勝二達也

5)福島県全域を対象とした検尿推進キャンペーンの経験
福島県立医科大学第三内科 加藤哲夫

6)レミッション・クリニックと総合的腎不全抑制対策
名古屋市立大学臨床病態内科学 福田道雄

7)東京都八王子市における慢性腎臓病対策の実践
10年間の腎臓病教室、腎臓総合診療体制、市民講座の啓蒙
東京医科大学八王子医療センタ腎臓内科 吉田雅治

8)慢性腎臓病管理における患者教育を介した病診連携システム
公立陶生病院腎膠原病内科 稲熊大城

9)浜松地区におけるCKD病診連携の取り組み
聖隷浜松病院腎臓内科 磯崎泰介

10) 慢性腎臓病治療を強力に実施するために設立したチーム医療による腎機能改善外来の効果
社会保険横浜中央病院腎・血液浄化療法科 海津嘉蔵

3. 一般内科医のための腎臓病Up to Date
526日(土)15:00~18:00 〜 27日(日)8:45~11:45
司会:帝京大学医学部内科 内田俊也
司会:福岡赤十字病院腎臓内科 平方秀樹
1) 腎臓の働きの正常と異常
自治医科大学大宮医療センター  田部井薫
2)蛋白尿と血尿をみたときに
岩手県立中央病院 腎臓内科 相馬 淳
3)慢性腎臓病
(CKD)とは
富士宮市立病院  米村克彦
4)腎臓の立場から見た糖尿病の管理
東海大学医学部腎代謝内科 遠藤正之
5)Na代謝異常のみかた
東京大学医学部腎臓内分泌内科 柴垣有吾
6)腎臓の立場から見た高血圧の管理
済生会中央病院  栗山 哲
7)慢性腎臓病
(CKD)に対する腎保護療法の考え方
信州大学医学部腎臓内科  洞 和彦
8)末期腎不全の治療法の選択
名古屋赤十字病院  両角國男

4. . AFCKDI2007 合同国際シンポジウム 「CKD対策 - 世界の挑戦」
司会: President, Asian Pacific Society of Nephrology Gavin Becker
司会:日本腎臓学会慢性腎臓病対策委員会委員長
AFCKDI2007 国内組織委員会委員長 松尾清一
1) Introduction and Welcome 日本腎臓学会理事長 菱田 明

2 ) Objective of The Symposia日本腎臓学会慢性腎臓病対策委員会委員長 松尾清一

3) Challenge to CKD-from Japan to World
日本腎臓学会慢性腎臓病対策委員会委員長 松尾清一

4) KDIGO-Past,present and future  Co-chair, KDIGO Garabed Eknoyan

5) ISN initiatives related to Chronic Kidney Disease (CKD): COMGAN and KHDC
Past-president, ISN and ISN COMGAN Chair William G Couser

6) Asian CKD initiative-from the ISN 2004 Prevention Consensus Conference
Chief of Nephrology and Professor, the Chinese University of Hong Kong
Philip KT Li


5. 2.ISN-COMGAN-AFCKDI合同ワークショップ
"Current status and perspectives of CKD in Asia - Diversity and Specificity"
司会:Chair, COMGAN East Asian Committee and Co-chair, AFCKDI 2007 Haiyan Wang
司会:Chair of CME, Asian Pacific Society of Nephrology 富野康日己

1) Prevalence of Chronic Kidney Disease in Southern China Population
Department of Nephrology ,The First Affiliated Hospital, Sun Yat-Sen University
, Guangzhou, China Xueqing YU

2) Chronic Kidney Disease as a public health problem in India: Current Status of surveillance Programs
Postgraduate Institute of Medical Education and Research, Chandigarh
India
Vivekanand Jha
3) Chronic Kidney Disease in Australia; prevalence, intervention, and primary prevention
Department of Nephrology, St. Vincent's Hospital, Melbourne, Australia
Robyn Langham

4) Early detection and management of chronic kidney disease programs in Nepal
Department of Medicine, B PKoirala Institute of Health Sciences, Dharan, Nepal Sanjib Kumar Sharma

5 ) CKD surveillance in Japan
琉球大学医学部附属病院血液浄化療法部 井関邦敏

6) CKD from healthy subjects to patients
The CKD Initiative in Korea, The Korean Society of Nephrology, Korea Chin Ho Jun

7) Managing CKD in developing communities-how can developed countries help? A Developed Country's view
Department of Renal Medicine, University of Sydney, Westmead Hospital, NSW, Australia
David Harris

III.招請講演
Sepsis-induced Acute Kidney Injury
司会:熊本大学大学院医学薬学研究部腎臓内科 冨田公夫    
Renal Diagnostics and Therapeutics Unit, National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases, NIH Robert A. Star
Ⅳ.大島賞受賞講演
司会:新潟大学医歯学総合研究科内部環境医学講座 下条文武
1.プロテアーゼ/プロテアーゼインヒビターの相互作用による生体Na代謝制御の分子基盤 
熊本大学腎臓内科 北村健一郎
2.腎尿細管再生のメカニズム解明
群馬大学生体統御内科学 前嶋明人
Ⅴ.シンポジウム
1. 日本腎臓学会・日本慢性腎臓病対策協議会共催シンポジウム
日本における慢性腎臓病対策

司会:名古屋大学大学院病態内科学講座腎臓内科学 松尾清一
司会:日本医科大学腎臓内科 飯野靖彦
1)司会の言葉
名古屋大学大学院病態内科学講座腎臓内科学 松尾清一

 2)日本人のGFR推算式 
大阪大学大学院病態情報内科学講座老年腎臓内科学 今井圓裕

3)慢性腎臓病(CKD)診療ガイドについて-エッセンス
帝京大学医学部内科 内田俊也

 4)慢性腎臓病(CKD)診療ガイドについて 存期慢性腎不全の診療
昭和大学腎臓内科 秋澤忠男

5)日本慢性腎臓病対策協議会の活動. 
岡山大学大学院腎・免疫・内分泌代謝内科学 槇野博史

6)小児慢性腎臓病診療の課題:日本小児腎臓病学会の取組み
あいち小児保健医療総合センター腎臓科 上村 治

7)CKDをめぐる世界の動き:KDIGO国際会議とAsian Forum of CKD Initiativeの報告. 
秀和綜合病院腎臓内科 塚本雄介

2. IgA腎症の治療
司会:順天堂大学医学部腎臓内科 富野康日己
司会:
和歌山県立医科大学小児科  吉川徳茂
1)司会の言葉
順天堂大学医学部腎臓内科 富野康日己

)IgA腎症における扁桃摘出療法の基礎的考察
順天堂大学医学部腎臓内科 鈴木祐介

)わが国の特徴を考慮したIgA腎症の診療について
仙台社会保険病院 堀田 修

)RA系阻害薬の適応と限界
  東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 川村哲也

)小児IgA腎症の治療
和歌山県立医科大学付属病院小児科 吉川徳茂

 )EBMに基づく医学的意思決定
国立がんセンターがん対策情報センター臨床試験・診療支援部  福田治彦

3. 慢性腎臓病と心血管疾患
司会:
昭和大学医学部腎臓内科 秋澤忠男
司会:福岡赤十字病院腎臓内科 平方秀樹
1)司会の言葉
昭和大学医学部腎臓内科 秋澤忠男

2)肥満、メタボリック症候群と慢性腎臓病(CKD)の関連:臨床疫学的検討
琉球大学医学部附属病院血液浄化療法部 井関邦敏

3CKDにおける脂質代謝異常と動脈硬化
大阪市立大学大学院 代謝内分泌病態内科学 庄司哲雄

4)糖尿病における心腎連関
東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科 宇都宮一典

5)心疾患治療における腎機能の重要性
藤田保健衛生大学循環器内科 平光伸也

6)慢性腎臓病患者における冠動脈疾患と危険因子
東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科 長谷弘記

. 腎移植の進歩と推進への展望
司会:新潟大学大学院医歯学総合研究科腎泌尿器病態学分野 高橋公太
司会:
名古屋第二赤十字病院腎臓内科  両角國男
1)司会の言葉
新潟大学大学泌尿器科 高橋公太

2)免疫抑制療法の進歩と最新の腎移植成績
秋田大学泌尿器科 佐藤 滋

3ABO血液型不適合腎移植と抗体関連型拒絶反応対策の進歩
東京女子医科大学泌尿器科 石田英樹

4)慢性移植腎症対策の進歩
東邦大学医学部腎臓学教室 酒井 謙

5)腎移植と生活習慣病
新潟大学血液浄化療法部 西 慎一

6
)腎移植病理診断の進歩
名古屋第二赤十字病院腎臓内科 武田朝美

7)腎移植推進に向けた腎臓学会の取り組み
東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科 柴垣有吾

5. 糖尿病性腎症の寛解を目指した新しい治療
司会:岡山大学大学院医歯学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学 槇野博史
司会:旭川医科大学内科学講座病態内科学分野
 羽田勝計
1)司会の言葉 
岡山大学大学院医歯学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学 槇野博史

2)早期腎症の寛解
滋賀医科大学内科学講座 荒木信一

3)顕性糖尿病性腎症の寛解とその条件
東北労災病院 糖尿病代謝内科 赤井裕輝

4
)蛋白制限食によって、腎症は寛解するのか?
金沢医科大学内分泌代謝制御学 古家大祐

5)糖尿病性腎症における酸化ストレス、炎症の関わりとその治療戦略
東北大学病院 腎・高血圧・内分泌科 小川 晋

6)(プロ)レニン受容体阻害による治療
慶應義塾大学内科 市原淳弘

7Microinflammation の制御による治療の可能性
岡山大学腎免疫内分泌代謝内科 片岡仁美

Ⅵ.ワークショップ
1. 酸化ストレスの評価方法と腎障害への応用 
司会:徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部情報伝達薬理学分野 玉置俊晃
司会:大阪市立総合医療センター 今西政仁
1)司会の言葉
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部情報伝達薬理学分野 玉置俊晃

2)電子スピン共鳴法を用いたROS測定法
徳島大学HBS研究部薬物治療解析学 土屋浩一郎

)各種活性酸素種・窒素種の選択的可視化を実現する蛍光プローブの開発
東京大学大学院薬学系研究科 浦野泰照

4
)活性酸素生成酵素NADPHオキシダーゼ(Nox)ファミリーの機能と調節機構
九州大学生体防御医学研究所 住本英樹

5)酸化ストレスと腎障害
香川大学医学部薬理学 西山 成

6)腎不全患者における酸化ストレス:終末期透析導入時の評価
大阪市立総合医療センター 今西政仁

2. 腎臓病進行の分子メカニズム
司会:大阪大学大学院病態情報内科学講座老年腎臓内科学 今井圓裕
司会:東京大学医学部腎臓内分泌内科 南学正臣
1)司会の言葉

大阪大学大学院病態情報内科学講座老年腎臓内科学 今井圓裕

2)ポドサイト傷害・修復と核内転写制御因子
大阪大学老年 ・腎臓内科 松井 功

3)低酸素と尿細管間質障害の進行
東京大学腎臓内分泌内科 田中哲洋

4)急性腎不全におけるNgal及び鉄の役割
京都大学内分泌代謝内科 森 潔

5)腎障害進展・修復における新規BMP拮抗分子USAG-1の機能解析
京都大学医学研究科21世紀COE「病態解明を目指す基礎医学研究拠点」柳田素子

6)慢性腎疾患における内因性NO合成酵素阻害物質(ADMA)の役割
久留米大学内科学講座腎臓内科部門 上田誠二

7)腎内脂肪代謝異常と腎障害
滋賀医科大学腎臓代謝内科 宇津 貴

8)腎間質線維化におけるfibrocyteの関与
金沢大学医学部附属病院腎臓内科・血液浄化療法部 和田隆志

3. 腎の発生と再生〜その分子機構と臨床応用に向けて〜
司会:東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 細谷龍男
司会:東京大学大学院医学系小児科 五十嵐隆
1)司会の言葉
東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 
細谷龍男

2)腎臓発生の分子機構
熊本大学発生医学研究センター 西中村隆一

3Epigenetics制御による腎臓再生の試み
東京大学腎臓内分泌内科 菱川慶一

4)異種胎児の発生プロセスを用いた腎臓再生法の開発
東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 横尾 隆

5)腎再生に関わる肝細胞と再生因子の同定
慶應義塾大学医学部内科学 林 松彦

6正常および障害後の近位尿細管再生現象
浜松医科大学第一内科 藤垣嘉秀

4. 慢性腎障害とレニン・アンジオテンシン系
司会:聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科 木村健二郎
司会:
東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座・腎高血圧内分泌学分野 伊藤貞嘉
1)司会の言葉
聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科 木村健二郎

2ARBの新しい展開:インバースアゴニストvs.アンタゴニスト
福岡大学医学部心臓血管内科学 三浦伸一郎

3)レニン・アンジオテンシン系とカリクレイン・キニン系
札幌医科大学第二内科 浦 信行

4)腎臓内(プロ)レニン受容体の局在と病態生理学的意義
慶應義塾大学内科 市原淳弘

5)腎臓の低酸素とレニン・アンジオテンシン系
東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科 南学正臣

6)慢性腎障害におけるレニン・アンジオテンシン系の亢進と酸化ストレスおよび炎症の誘導
東北大学腎高血圧内分泌科、東北大学保健管理センター 森 健文

VII.教育講演
1. 生活習慣と腎
司会:古河赤十字病院 浅野 泰
埼玉医科大学総合医療センター腎高血圧内科 御手洗哲也
 
2. 腎繊維化のTGF-βシグナルとユビキチン依存性蛋白分解系
司会:久留米大学腎臓内科 奥田誠也
浜松医科大学第一内科 山本龍夫

3. ANCA関連腎炎の治療-寛解維持療法、再燃時の治療を中心に-
司会:茨城県立医療大学 小山哲夫
杏林大学第一内科 有村義宏

4. 尿細管機能異常と高血圧
司会:女子医科大学内科学第4内科 新田孝作
熊本大学大学院医学薬学研究部腎臓内科学分野 冨田公夫

5. 腎臓病進行と微小血管・血行動態
司会:新潟大学腎・膠原病内科 下条文武
新潟大学大学腎研究施設機能制御学分野  追手 巍

6. ネフローゼ症候群の治療
司会:東京女子医科大学  二瓶 宏
福岡大学腎臓・膠原病内科  斉藤喬雄

7. アルドステロンとCKD
司会:埼玉医科大学病院腎臓病センター 鈴木洋通
東京大学大学院医学系研究科腎臓・内分泌内科学 藤田敏郎

8. 腎癌治療の現況 −「腎癌診療ガイドライン」を中心に
司会:名古屋市立大学大学院医学研究科泌尿器科 郡健二郎
浜松医科大学泌尿器科 大園誠一郎

9. 多発性嚢胞腎(研究の現状と治験の推進を含め)
司会:杏林大学医学部泌尿器科 東原英二
帝京大学医学部泌尿器堀江重郎

10. 慢性透析患者の血管合併症の管理・治療の現状と課題
司会:東海大学医学部腎代謝内科 斉藤 明
大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学  西沢良記

11. 食塩感受性と心血管事故
司会:旭川医科大学附属病院 菊池健次郎
名古屋市立大学臨床病態内科学 木村玄次郎

VIII.公開シンポジウム
厚生労働省難治性疾患克服研究事業「進行性腎障害に関する調査研究 
司会:順天堂大学医学部腎臓内科  富野康日己     
1. IgA腎症
東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 川村哲也

2. 急速進行性糸球体腎炎
茨城県立医療大学 小山哲夫
3. 難治性ネフローゼ症候群
福岡大学腎臓・膠原病内科 斉藤喬雄
4. 多発性嚢胞腎
杏林大学医学部泌尿器科 東原英二
5. 遺伝子操作動物による進行性腎障害疾病モデル開発に関する研究
慶應義塾大学医学部内科  林 松彦
6. 疫学に関する調査研究
東海大学医学部腎代謝内科 遠藤正之
IX腎病理CME (生涯教育コース)
"血管内皮傷害関連疾患群"
司会:国立病院機構千葉東病院臨床研究センター免疫病理研究部  城 謙輔
司会:愛知医科大学腎臓・膠原病内科  今井裕一
1. 司会の言葉:血管内皮傷害関連疾患群
国立病院機構千葉東病院臨床研究センター免疫病理研究部  城 謙輔

2.血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の1剖検例
臨床医 藤田保健衛生大学医学部腎臓内科 富田 亮
病理医 福岡大学医学部病理学 
久野 敏

3.追跡腎生検により病変の進展様式を確認し得たPOEMS症候群の一例
臨床医 国立病院機構千葉東病院内科 
西村元伸
病理医 国立病院機構東京医療センター研究検査科 
倉持

4.全身性エリテマトーデスの寛解中に坑リン脂質抗体症候群腎症の進行した組織像を認めた 1例
臨床医 国立病院機構下志津病院内科 
杉山隆夫
病理医 旭川医科大学病理学第2 
立野正俊
X.腎生検病理診断コンサルテーション
司会: KKR札幌医療センター病理科 深澤雄一郎
司会:国立病院機構東京医療センター研究検査科 倉持 茂
1.司会の言葉
KKR札幌医療センター病理科 深澤雄一郎

2. クリオグロブリン血症を伴った糸球体腎炎の鑑別診断
福岡大学医学部内科学第四
 石村春令
コメンテータ  国立病院機構千葉東病院臨床研究センター免疫病理研究部 北村博司

3. 多発性骨髄腫寛解後に軽鎖沈着症を発症したと考えられた1
富山県立中央病院内科
  劉 和幸
コメンテータ  国立成育医療センター臨床検査部 松岡健太郎

4. 糸球体、尿細管、血管、間質に非アミロイド性細線維が沈着し、急速進行性に腎不全に陥った一例
岩手県立中央病院腎臓内科  相馬
コメンテータ  日本医科大学病理学第一講座 清水

5. 内皮下に無構造な多量の沈着物質を認めたネフローゼ症候群の一例
住友病院 腎臓・高血圧内科  奥田直樹
コメンテータ 信州大学医学部病理組織学教室江原孝史

6. 急激なネフローゼ徴候を呈した糖尿病患者の一例
京都府立医科大学循環器腎臓内科
薗村和宏
コメンテータ 川崎市立井田病院検査科 緒方謙太郎

7. 半月体病変を伴った溶連菌感染後急性糸球体腎炎の1
国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院内科
斉藤千鶴
コメンテータ 大阪回生病院病理部 一雅

XI.腎病理コンセンサスカンファレンス
"足細胞陥入糸球体症" 
司会:国立病院機構千葉東病院臨床研究センター免疫病理研究部  城 謙輔 
司会:岡山大学大学院医歯学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学 槇野博史
1.司会の言葉:
足細胞陥入糸球体症(案)は新しい疾患か? 
国立病院機構千葉東病院臨床研究センター免疫病理研究部 城 謙輔 

2. 足細胞陥入所見が認められたFGSの1例
ー同様の所見が認められた ループス腎炎の検討も含めてー
あけぼの病院腎臓内科 小林 豊

3. 【症例5】特異なorganoid structure を有する非定型的膜性腎症
長崎大学病態病理学  田口 尚

4
. 【症例6Vesicle様沈着物を有する膜性腎症の一例症例、
【症例17】足突起陥入が目立つ膜性腎症の一例
国立病院機構福岡東医療センター腎臓内科 片渕律子

5
. 【症例711】足細胞陥入糸球体症(案)5症例の報告
東北大学大学院医学系研究科腎・高血圧・内分泌学分野  佐藤 博

6. 【症例1214】膠原病腎生検例に合併した足細胞陥入糸球体症が疑われた3例
岡山大学 腎・免疫・内分泌代謝内科学 杉山 斉

7
糸球体基底膜内に微小管状構造を認め、原発性胆汁性肝硬変とシェーグレン症候群を合併した一例
東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科  宇都宮保典

8
.【症例16B型肝炎に合併した足細胞陥入糸球体症の一例
新潟大学血液浄化療法部  西 慎一

9. 32回西部腎で"特異な微細環状(球状)構造の沈着物(ざくろの実のような)による
膜性腎症 "とした症例
三重大学医学部附属病院腎臓内科・血液浄化療法部  の村信介

XII.市民公開講座
「元気に長生きするために〜生活習慣を見なおし腎臓をまもる〜」
司会:浜松医科大学第一内科 菱田 明

開催日 平成19610日(日)午後
会場:アクトシティ浜松 (静岡県浜松市板屋町111-1
〈プログラム〉
1. 長寿と腎臓       聖隷浜松病院腎臓内科  磯崎泰介
2. 腎臓病の見つけ方とその対処 静岡県立総合病院腎臓内科  森 典子
3. 高血圧と腎臓     磐田市立総合病院内科  古谷隆一
4. 糖尿病からくる腎臓病 浜松医科大学附属病院血液浄化療法部 加藤明彦
XIII.一般演題
口演発表について
1.発表時間
 発表時間に関して、指定・特別演題は司会者の指示に従ってください。
 一般演題(口演)および一般演題(English Oral)の発表時間は、発表8分・討論4分です。
口演会場では、計時進行を行います。演台、ならびに司会者席では、終了1分前に青ランプ、終了時間に赤ランプがそれぞれ点灯しますので発表時間の目安としてください。

2.発表形式
指定・特別演題、一般口演演題ともに全セッションPCプレゼンテーションのみです。
PCデータのプレビュー、データのお預かりは、プレビューセンターにて行います。プレビューセンター以外では受付できませんのでご注意ください。また、発表内容に患者さま等の個人情報が特定できるような表現(イニシャル等)がないようご注意ください。

 【プレビューセンター】
場所:アクトシティ浜松「22・23会議室」
第1日目 5月25日(金) 8:00~18:30
第2日目 5月26日(土) 7:30~18:30
第3日目 5月27日(日) 7:30~15:30

. PC(パソコン)発表データ作成について
1)利用可能なPC(パソコン )
WindowsMacintoshともにノートパソコン持ち込みおよびUSBストレージでのデータ持ち込み による発表が可能です。

 2)動画・音声の利用について
・口演会場では動画・音声出力ができるよう準備します。動画を含む発表用データをUSBストレージで持参される方は、Windows Media Player / Real one Player / Quick Time Playerで動作する形式で用意してください。

 3)解像度について
・画面の解像度はXGA(1024×768)です。このサイズより大きいまたは小さい場合、画質の劣化につながります。

 4)USBストレージでのデータ持ち込みの場合
【発表データの作成】
・Windows XP及びPowerPoint2003がインストールされたパソコンを用意しますので、発表データは以下の条件で作成・準備してください。画面サイズはXGA(1024×768)です。
OS         :Windows2000以降 WindowsXPまで(Windows Vistaには対応しません)
Macintosh OS X
アプリケーション :Windows PowerPoint 2000PowerPoint 2003(PowerPoint 2007には対   応しません)
:Macintosh
PowerPoint X/PowerPoint 2004

・メディアは、ウイルス定義データを最新のものに更新された状態のセキュリティーソフトで、ウイルスが感染してない事を確認の上お持込下さい。
・Windows Vista、PowerPoint2007で作成されたデータでのご発表を希望される場合は、ノートパソコンのお持込をお願いいたします。

【データの総量】
・本学術総会では、データの総量制限は特に設けません。決められた発表時間内に発表が終了するようにデータを作成してください。
【 プレビューセンター】
場所:アクトシティ浜松「22・23会議室」
第1日目 5月25日(金) 8:00~18:30
第2日目 5月26日(土) 7:30~18:30
第3日目 5月27日(日) 7:30~15:30
【 データの提出方法】
・メディアの形式:USBストレージのみ受付けます。USBストレージに記憶しご持参ください。
発表データは、「jsn50+演台番号+ご自身のお名前」を明記いたフォルダの中に保存してください。このフォルダの中には、発表に使用するPower Pointファイル(動画ファイルがある場合は動画ファイルを含む)以外のデータは入れないでください。
・データの受付・返却:USBストレージでのデータ持ち込みの場合、プレビューセンターではデータのみをダウンロードし、発表受付票を発行します。メディアはその場でご返却いたします。
・データの受付時間:発表の1時間前までにプレビューセンターに提出してください。午前10時までに発表がある方は、できる限り前日の夕刻までに受付をすませてくださるようお願いします(早朝の発表者は発表の30分前までに受付を済ませてください)。
・発表のためにダウンロードしたデータは、会期終了後、学術総会事務局ですべて消去します。

 5)ノートパソコン持ち込みの方へ(WindowsMacintoshとも)
【ノートパソコンの条件】
・ 外部出力ができるPCをご持参ください。
会場に用意するケーブルコネクタの形状はDsub15ピン (ミニ)です。
変換が必要な場合には付属アダプターも各自でご用意ください。
また、ACアダプターは必ずご用意ください。

     
Dsub15ピンコネクタ (ミニ)

【ノートパソコンの受付、返却】
・発表の1時間前に受付してください。午前10時までに発表がある方は、できる限り前日の夕刻までに受付を済ませてくださるようお願いします(早朝の発表者は発表の30分前までに受付を済ませてください)。
ノートパソコン持ち込みの場合、プレビューセンターにて、試写、動画・音声の有無を確認後、発表受付票をお渡しします。各自この発表受付票とご自身のノートパソコンを持って口演会場に移動してください。口演会場では、セッション開始時刻15分前に会場前前方のPC発表オペレート席にノートパソコンをお持ちください。
必ずACアダプターをご持参ください。ACアダプターがない場合、受付いたしかねる場合もありますのでご了承ください。

4.発表方法
・演台上のマウスとキーボードを操作しプレゼンテーションを行ってください。 

ポスター発表について
ポスター会場(展示イベントホール)内ポスター受付にて受付後、所定の掲示時間までに提示を終了してください。
ポスターの掲示時間、閲覧時間、発表・討論時間およびポスター撤去の時間は次のとおりです。
発表時間は発表4分、討論2分です。


5月25日(金)    5月26日(土)     5月27日(日)

掲示時間        9:00~10:00    8:30~9:30      8:30~9:30
閲覧時間       10:00~16:15    9:30~16:00 9:30~14:45
発表・討論時間    16:15~18:00    16:00~17:40    14:45~16:35
撤去時間       18:00~19:0017:40~18:40 16:30~17:30

ポスター掲示面の大きさは120cm、高さ210cmです(図参照) 。
パネルの左肩に20cm
×20cmの演題番号が表示されます (演題番号は、学術総会事務局にて用意します)。発表者は、指定のパネル上部の演題番号を除く幅100cm、高さ20cmのスペースに演題名、所属、演者氏名とすべての共同演者氏名を提示してください。本文はその下の120cm×190cmのスペースに掲示してください。画鋲はポスター会場に用意します。
発表するセッションの開始10分前までにポスター会場受付でリボンを受け取りの上、パネル前で待機してください。
尚、撤去時間を過ぎてもお引き取りのないポスターは、学術総会事務局で撤去し、プログラム終了時に廃棄いたします。ご了承ください。

       

*掲示するポスター及びご発表内容に患者さまなどの個人が特定できるように表現(イニシャルなど)がないようご注意ください。

XIV.学術総会参加費
医師及び会員:15,000円、
コメディカル:10,000円 ※所属長の証明書が必要です。
コメディカル(医師以外)の大学院生および研修医:8,000円                                        ※身分を証明する書類学生証など)が必要
(学術総会ホームページより書式をダウンロードして記入、ご持参ください)
学部学生:無料
(身分を証明する書類の提示が必要)
*特別企画 参加費
一般内科医のための腎臓病Up to Date」のみの参加者:1,000円
XV.総会
開催日:平成19525日(金)13001400 会場:第1会場(大ホール)
XVI.評議員会
開催日:平成19525日(金)12001300  会場:第2会場(31会議室)
*総会・評議員会につきましては、後日ご案内いたします。
XVII.懇親会
開催日:平成19525日(金)18:4520:45
会場 :オークラアクトシティホテル浜松4階 平安Ⅲ(第9会場)
参加費:3000
XVIII.託児所

学術総会期間中に託児所設置を予定しております。
開設日時
525日(金)8002000
526日(土)8002000
527日(日)8001700
・利用料
ご利用1日につき1,000
・申込み方法
学術総会ホームページ(http://www2.convention.co.jp/jsn50/)より申込書をダウンロードしご記入の上、電子メールにて学術総会事務局までお送りいただき事前に利用料をご入金いただきます。

XIX.日本腎臓学会腎臓専門医の単位取得
本学術総会に参加することにより、日本腎臓学会腎臓専門医資格更新のための単位が取得できます。手続きについての詳細はプログラムに掲載します。
XX.宿泊案内
本誌に掲載の宿泊・交通の案内を参照の上ご予約下さい。