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全身性および皮膚エリテマトーデス治療薬の 「プラケニル(一般名:ヒドロキシクロロキン)」に関する重要な安全性情報

会員各位

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ヒドロキシクロロキンは適応症外で本感染の治療や予防のために、その有効性や忍容性が確立されいないにも関わらず世界中で広く使用されております。そのような中、海外でQT延長やそれに引き続く重篤な心伝導系の副作用報告が相次ぎ、日本でも他剤との併用下において1例の重篤な副作用が発生致しました。

このような副作用ならびに薬物相互作用は現在の日本の添付文書には記載されておりません。
このため製造元であるサノフィ社はPMDAと協議し、4月28日にサノフィ社医療従事者向けのWebsiteに重要な安全性情報として掲載し、同日PMDAからのメディナビ配信とホームページでもこのお知らせが掲示されました。サノフィ社WebsiteならびにPMDAホームページは以下のようになっています。

<PMDAにおける新型コロナウイルス感染症対策に係る活動について、医薬品・医療機器等に関する安全性情報>
https://www.pmda.go.jp/about-pmda/news-release/0012.html#3
<PMDAサイト>
https://www.pmda.go.jp/index.html
<サノフィ社医療従事者向けWebsite>
https://e-mr.sanofi.co.jp/pharmaciens