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アバコパン製剤の使用に当たっての留意事項

2026.10.23

日本腎臓学会 会員各位

アバコパンの承認根拠となったADVOCATE試験について、試験データの信頼性に関する問題が明らかとなり、主論文は2026年6月に撤回されました。
その対応を受けて、欧州委員会(EC)は2026年8月に販売承認の取り消しを決定し、米国では、米国食品医薬品局(FDA)の医薬品評価研究センター(CDER)が2026年4月に承認取り消しを提案しており、最終的な規制判断に向けた手続きが進められています。
また本邦におきましても、死亡例を含む重篤な肝障害の有害事象(胆管消失症候群)が複数例報告されたことを踏まえ、アバコパンの承認・使用について見直しが行われ、2026年5月に新規投与を見合わせること、継続投与の場合も今後の中止を検討するよう規制当局から発表(ブルーレター)がありました。
2026年10月21日に厚労省より新たな留意事項が発信されました。

アバコパン中止時の対応については、日本リウマチ学会・日本腎臓学会合同タブネオス安全性検討タスクフォースが作成した資料をご参照の上、適正にご対応いただきますようお願いいたします。

・アバコパン製剤の使用に当たっての留意事項について:こちら

・タスクフォース作成「顕微鏡的多発血管炎(MPA)および多発血管炎性肉芽腫症(GPA)における アバコパン(タブネオス®)の計画的中止時の対応について」:こちら

日本腎臓学会  岡田浩一、坪井直毅、廣村桂樹