APSN海外CME参加報告について

Asian Pacific Society of Nephrology (APSN)海外CME参加レポート

APCN2018北京のCME参加報告 東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 香川大学医学部薬理学 森澤紀彦

APCN2018北京のCME参加報告
東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 香川大学医学部薬理学 森澤紀彦


開催日時: 平成29年3月27日〜31日
開催場所: Beijing, China
雑記: 北京にあるChina National Convention Centerで開催されたAPCN2018のCMEコースにJSN young investigatorとして招待いただいた。3月27日の昼に西山成先生と羽田空港で集合し、わずか4時間のフライトで北京に到着した。宿泊ホテルでのregistrationで些細なトラブルはあったものの、思い返すといい思い出となっている。夜には、西山成先生と、また一緒に研究を行っているWan Ningningさんと3人で食事をした。翌28日は、朝9時から夕方4時まで"腎臓研究における方法論"や"糖尿病性腎臓病"に関する講義を受けた。いずれの講義も30分という短い時間ではあったものの、充実しており、研究に対する心得や知識の研鑽に多大な影響を受けた。夜には中国腎臓学会が主催するreception partyに西山先生およびWanさんと参加させていただいた。中国の勢いを感じられるような非常に活気があるpartyだった。CMEコースは28日で終了したため、29日は慢性糸球体腎炎や透析、移植などの発表を聞き、臨床および研究知識のupdateを図ることができた。夕方に少し時間があったので、Wanさんに天安門広場を案内してもらったのはいい思い出である。30日未明には北京を出発し東京に戻り、日常生活へと帰ってきた。あっという間の4日間であったが得るものは非常に多かったように思う。
感想: 今回CMEに参加させて頂き、Nephrology領域の知識の再確認および刷新ができました。日本とは異なり、プログラムはregistrationした際に初めてわかったり、また学会事務局とのやり取りなどではやきもきしたりと、海外の?学会ならではの経験をできました。しかしながら、実際の講義では、よりよい研究にするための方法やトラブルシューティング等を学ぶことができ、一研究者として有意義なものでした。また臨床や基礎研究での発表では、知識の再確認や何がtopicとなっているかを知ることができたことは、非常に良かったです。このたびはCMEコースに推薦・選考いただきありがとうございました。気持ちを一新して、今後の研究および臨床に臨みたいと思います。

Asian Pacific Society of Nephrology (APSN)
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