優秀論文賞
平成13年度 優秀論文賞報告
平成14年5月
平成13年 優秀論文賞報告
社団法人日本腎臓学会
褒章選考委員会
委員長 伊藤 貞嘉
褒賞規定により,学会誌「日本腎臓学会誌(JJN)」(The Japanese Journal of Nephrology)および「Clinical and Experimental Nephrology (CEN)」で発表した内容から,腎臓学の進歩また学会誌の質的向上に寄与する優秀な内容の論文に対し毎年3編以内を選んで優秀論文賞を授与している。
選考は,両誌の全論文を1.英文原著 2.和文原著 3.症例の3つのカテゴリー別に編集委員・査読委員の中の優秀論文推薦委員20名が採点をし,編集委員会で英文原著の上位4論文,その他は上位から各3論文のところ、症例報告は同点につき4論文ずつの計11論文を褒賞委員会へ推薦し,褒賞委員会で各カテゴリーから1編ずつを選出するという方法で行われた。
平成13年の選考対象論文数および受賞論文選考対象論文数は以下のとおりである。
選考対象論文数:
英文原著 | 和文原著 | 和英症例 |
対象誌 |
27編
|
14編
|
24編
|
JJN第43巻1.2.4.5.7.8号およびCEN Vol.5-1~4 |
1.英文原著
Tomoko Nii,Yutaka Taketani,Yoshiko Tani,Ichiro Ohkido,
Hiroko Segawa, Hironori Yamamoto,Kyoko Morita,
kanshi Minamitani,Masanori Minagawa ,Toshiyuki Yasuda,
Hiroo Niimi,Akimitsu Miyauchi,Ken-ichi Miyamoto,Eiji Takeda,
「Direct demonstration of humorally mediated inhibition of the transcription of phosphate transporter of XLH patients」
(Clin Exp Nephrol 2001;5:144-152)
2. 和文原著
武田 之彦,白土 公,林 佳代,何 勁松,富野康日己
「WKYラット半月体形成性腎炎モデルにおけるボウマン嚢上皮細胞マーカーとしてのPGP9.5の免疫組織学的検討」
(日腎会誌 2000;42:16-23)
3. 症例
Yoshiyuki Tomiyoshi,Takanobu Sakemi,Makoto Mine,Yuji Ikeda,Teruo Watanabe
「Medullary cystic disease and tubular basement membrane changes: a clinicopathological
characteristics of four patients」
(Clin Exp Nephrol 2002;5:50-54 )