優秀論文賞
平成15年度 優秀論文賞報告
平成15年度 優秀論文賞報告
平成15年 優秀論文賞報告
褒 賞 選 考 委 員 会
委員長 清野 佳紀
褒賞規定により,学会誌「日本腎臓学会誌(JJN)」(The Japanese Journal of Nephrology)および「Clinical and Experimental Nephrology (CEN)」で発表した内容から,腎臓学の進歩また学会誌の質的向上に寄与する優秀な内容の論文に対し毎年3編以内を選んで優秀論文賞を授与している。
選考は,両誌の全論文を1.英文原著 2.和文原著 3.症例の3つのカテゴリー別に編集委員・査読委員の中の優秀論文推薦委員20名が採点をし,編集委員会で英文原著の上位4位5論文,その他は上位3位各3論文の計11論文を褒賞委員会へ推薦し,褒賞委員会で各カテゴリーから1編ずつを選出するという方法で行われた。
平成15年の選考対象論文数および受賞論文選考対象論文数は以下のとおりである。
選考対象論文数: 対象誌
英文原著 | 和文原著 | 和英症例 | 対象誌 |
24編 |
16編 |
34編 |
JJN第45巻1.2.4.5.7.8号,CEN Vol.7-1~4 |
1.英文原著
Hisashi Makino, Masashi Mukoyama, Akira Sugawara, Kiyoshi Mori, Takayoshi Suganami, Kensei Yahata, Yuriko Fujinaga, Hideki Yokoi, Issei Tanaka, Kazuwa Nakao
「Roles of connective tissue growth factor and prostanoids in early streptozotocin-induced diabetic rat kidney: the effect of aspirin treatment」
(Clin Exp Nephrol 2003;7:33-40 )
2. 和文原著
田中 元子, 藤山 重俊,田中 基彦,伊藤 和子,松下 和孝,原 道顕,桑原 邦治,保元 徳宏,西村 寧洋,吉村 伸明,冨田 公夫
「磁性抽出法を用いたHCV-RNA定性・定量法による血液透析患者のHCV感染状況についての検討」
(日腎会誌2003;45:91-97)
3. 症例
森山 能仁,本田 一穂,塚田 三佐緒,小池 美菜子,伊藤 恭子,新田 孝作,堀田 茂,湯村 和子,二瓶 宏
「ステロイド治療により改善したIgA2, κ沈着型 Immunotactoid Glomerulopathy の1例」
(日腎会誌2003;45:449-456)