優秀論文賞
平成17年度 優秀論文賞報告
平成17年 優秀論文賞報告
褒 賞 選 考 委 員 会
委員長 市川 家國
褒賞規定により,学会誌「日本腎臓学会誌(JJN)」(The Japanese Journal of Nephrology)および「Clinical and Experimental Nephrology (CEN)」で発表した内容から,腎臓学の進歩また学会誌の質的向上に寄与する優秀な内容の論文に対し毎年3編以内を選んで優秀論文賞を授与している。
選考は,両誌の全論文を1.英文原著 2.和文原著 3.症例の3つのカテゴリー別に編集委員・査読委員の中の優秀論文推薦委員20名が採点をし,編集委員会で英文原著の上位3位5編,和文原著上位3位3編,症例報告上位3位3編の計11編を褒賞委員会へ推薦し,褒賞委員会で各カテゴリーから1編ずつを選出するという方法で行われた。
平成17年の選考対象論文数および受賞論文選考対象論文数は以下のとおりである。
選考対象論文数: 対象誌
英文原著 | 和文原著 | 和英症例 | 対象誌 |
27編 |
12編 |
35編 |
JJN第47巻1.2.4.5.7.8号,CEN Vol.9-1~4 |
1.英文原著
Honami Mori, Yoshikatsu Kaneko, Ichiei Narita, Shin Goto, Noriko Saito, Daisuke Kondo, Fuminori Sato, Junya Ajiro, Daisuke Saga, Asa Ogawa, Minoru Sakatsume , Mitsuhiro Ueno , Kaoru Tabei , Fumitake Gejyo
「Monocyte chemoattractant protein-1 A-2518G gene polymorphism and renal survival of Japanese patients with immunoglobulin A nephropathy」
(Clin Exp Nephrol 2005;9:297-303)
2. 和文原著
折田義正,下條文武,坂爪 実,椎貝達夫,前田益孝,今井圓裕,藤井 健,遠藤正之
神出毅一郎,羽田勝計,杉本俊郎,菱田 明,高橋 聡,細谷龍男,山本裕康,洞 和彦
岡田洋一,保坂成俊,小口智雅,神應 裕,西尾康英,矢野新太郎,相川一男,安井 聖
「イヌリンクリアランスを用いた糸球体濾過量の評価 −クレアチニンクリアランスとの比較−」(日腎会誌2005;47:804-812)
3. 症例
Yukari Mino,Takashi Kuwahara,Toshifumi Mannami,Keisuke Shioji, Koh Ono,Naoharu Iwai
(日腎会誌2005;9:58-61)