優秀論文賞
平成18年度 優秀論文賞報告
平成１８年 優秀論文賞報告
褒賞選考委員会
委員長 佐々木 成
褒賞規定により，学会誌「日本腎臓学会誌(JJN)」（The Japanese Journal of Nephrology）および「Clinical and Experimental Nephrology (CEN)」で発表した内容から，腎臓学の進歩また学会誌の質的向上に寄与する優秀な内容の論文に対し毎年３編以内を選んで優秀論文賞を授与している。
選考は，両誌の全論文を１．英文原著 ２．和文原著 ３．症例の３つのカテゴリー別に編集委員･査読委員の中の優秀論文推薦委員２４名が採点をし，編集委員会で英文原著の上位４位４編，和文原著上位３位３編，症例報告上位２位４編の計１１編を褒賞委員会へ推薦し，褒賞委員会で各カテゴリーから１編ずつを選出するという方法で行われた。
平成１８年の選考対象論文数および受賞論文選考対象論文数は以下のとおりである。
選考対象論文数： 英文原著 20編 和文原著 11編 和英症例 29編
対象誌： CEN Vol.10-1～4 JJN第48巻1.2.4.5.7.8号
１．英文原著
Koji Kinoshita, Sinya Ikoma, Toshiaki Yamagata, Yuji Nozaki,
Masafumi Sugiyama, Msanori Funauchi,
「Electric charge and sugar chains of immunoglobulin G in systemic lupus erythematosus」
（Clin Exp Nephrol 2006；10：25－32 ）
２．和文原著
後藤美和,池田昌弘，幡谷浩史，石倉健司，濱崎祐子，本田雅敬
「小児頻回再発型ネフローゼ症候群に対するミゾリビン高用量治療の再発抑制効果と安全性」
（日腎会誌2006；48：365－370）
３． 症例
元吉八重子, 服部元史，近本裕子，中倉兵庫，古江健樹，宮川三平，甲能深雪，伊藤克己
甲斐耕太郎，中島一朗，渕之上昌平，寺岡 慧，秋葉 隆，北山浩嗣，和田尚弘，小川由英
「乳児型原発性過蓚酸尿症1型の1歳男児例に対する生体肝腎複合移植の経験」
（日腎会誌2006;48:22-28）