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【第61回学術総会】特別企画 「若手腎臓クイズチャンピオン:NEPH Champions League NIIGATA 2018」報告

開催日時: 6月9日(土曜日)17:00~18:30
会場:第7会場(朱鷺メッセ 3階 中会議室302)

成田大会長特別企画として、日本腎臓学会総会として初めて「若手腎臓クイズチャンピオン:NEPH Champions League NIIGATA 2018」が開催されました。
参加チームは「2名、医師経験年数合計10年未満」という条件で若き精鋭達が全国各地から集結した5チームが腎臓病の知識を競いました。
参加チーム
1)飯塚病院腎臓内科  岡村員裕先生 濵小路友哉先生
2)北海道大学病院内科2 工藤 孝司先生
釧路赤十字病院内科 川村 拓朗先生
3)沖縄県立中部病院  赤尾 敏之先生  菅野恵也先生
4)旭川医科大学病院腎臓内科 鈴木 彩菜先生 佐久間 寛史先生
5)大阪府済生会中津病院腎臓内科 上野憲子先生 藤原光史先生

クイズ問題は実行委員が数ヶ月まえから会議を重ね作成しました。各テーマ(腎炎、電解質、Na・輸液、血圧、AKI、CKD、腎不全)から出題され、腎臓内科のほぼすべてを網羅する内容でした。
早押しボタンで解答し正解の場合は点数が加算、間違えた場合は減点という厳しい条件でクイズがはじまりました。疫学の問題、臨床的な問題、ユニークな問題が多種多様あり、若手チームが答えられなかった問題は聴衆からの解答を引き出すなど、森龍彦先生の絶妙な司会により聴衆は大爆笑し会場は大いに盛り上がりました。 200名収容の会場は立ち見が出るほど大盛況でした。各チームがマイナス・スコアを出すなど激しいデッドヒートの末クイズ大会が終了しました。
第二部は 聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科 冨永直人先生の若手向け特別レクチャー「Simple is Bestって思っています:低Na血症編」がありました。低Na血症の診断・治療・最近のトピックスなど ジョージタウン大学でのエピソードも織り交ぜとてもわかりやすい実践的な内容でした。

懇親会で結果が発表され優勝チームは沖縄県立中部病院でした(赤尾 敏之先生・菅野恵也先生)。優勝チームには賞状が授与され今回特別に作られたクリスタル製優勝トロフィーとともに表彰されました。優勝トロフィーは優勝チームの名前とともに次回の腎臓学会総会で展示される予定です。
 

実行委員:桒原孝成(熊本大学)志水英明(大同病院)祖父江理(香川大学)長洲一(川崎医科大学)中山陽介(久留米大学)冨永直人(聖マリアンナ医科大学)森龍彦(大阪医科大学)スーパーバイザー:西山成(香川大学)
オーガナイザー 成田一衛(新潟大学医学部腎・膠原病内科)