第1回優秀賞

2010年9月4日(土) 東京 ベルサール八重洲にて
第1回当番幹事 東京医科歯科大学 内田信一

 

総 評

第一回分子腎臓フォーラムを開催させていただきました。本会は、15年間続いて参りました分子腎臓研究会を、新たな運営幹事のもとリニューアルさせていただき今年度より発足いたしました研究会です。当日は100名を超える御参加を頂き、レベルの高い研究発表と討論が交わされましたことを運営幹事一同大変喜んでおります。御参加大変ありがとうございました。

今年度は35題の演題を頂き、時間の関係上23題に予備選考させて頂きました。この予備選考や優秀賞をきめる最終選考とも、選にもれた方々にはご不満はあろうかと思いますが、運営幹事施設に賞が偏ることもなく、公平な選考であったと思っております。本会はオープンな会ですので、是非これにこりずに来年度も多数の御参加をお待ちしております。来年度は、大阪大学の猪阪善隆先生が当番幹事として、やはり9月の土曜日に京都で開催予定です。若手腎臓病研究者の皆様は、是非来年の優秀賞を目指して、この一年がんばって頂ければと思います。

最後に、本会立ち上げとその運営に多大な御支援を頂いておりますアステラス製薬さまに厚く御礼申し上げます。

 

優秀賞

7件

「尿酸降下薬の分子標的:新規ヒト尿酸/有機酸トランスポーターの同定」
発表者名 木村 徹
所 属 杏林大学医学部 薬理学教室
「barttin 変異によるIV 型Bartter 症候群の病態解析と治療法の開発」
発表者名 野村 尚弘
所 属 東京医科歯科大学 腎臓内科
「腎近位尿細管細胞における細胞内浄化機構オートファジーの制御機構と病態への関与」
発表者名 久米 真司
所 属 滋賀医科大学 内科学講座 糖尿病腎臓神経内科
「ネフローゼ発症におけるTRPC6 活性化メカニズム」
発表者名 神田 祥一郎
所 属 東京大学医学部 小児科学教室
「E2F1 トランスジェニック自殺誘導マウスを用いた純粋ヒト腎臓再生法の開発」
発表者名 松本 啓
所 属 東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科
「脂肪由来間葉系幹細胞(ASC)を用いた難治性腎疾患・自己免疫疾患への新たな治療開発」
発表者名 古橋 和拡
所 属 名古屋大学大学院医学系研究科 腎臓内科
「腎糸球体上皮細胞および心筋細胞特異的(プロ)レニン受容体ノックアウトマウスの解析」
発表者名 木内 謙一郎
所 属 慶應義塾大学医学部  腎臓内分泌代謝内科

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